人生最初で最後の妊婦な夏が終わる
今年の初めに妊娠発覚し、10月ごろ出産予定。
なのでこの夏は(おそらく最初で最後の)妊婦として過ごす夏だった。
一人産むと、また考えも変わるらしいがそのあたりはどうなんだろう。。
いい点をポジ、悪い点をネガとし、この夏が例年の夏と違った点をまとめてみた。
【ネガ】日焼けを楽しむことができない
日本人女性は基本的に美白信仰が強いように思うが、私は夏は焼きたい派だ。
夏服は日焼けしていた方がヘルシーだし、なにより太陽に対面するのはとても気持ちがいい。
が、どうやら妊娠中はメラニン色素を蓄積し、肌が黒ずみやすくなるそう。
具体的にどういう現象となって現れるかというと、シミそばかすが出現する・濃くなる、乳首やワキが黒ずむ、とこれはさすがに厳しい!
というわけで今年の夏は例年よりは日焼け止め対策に気を配ることに。
【ネガ】水着系のおでかけができない
ものすごい水着が着たいわけでもないのだが、上に書いたように、夏らしい行事が好きなためそれをダイレクトに味わえないのは少し残念。
とはいっても、今年の夏は雨が多く不安定なお天気だったので、妊娠していようがいまいが夏を楽しみきれなかった!という人はきっと多いに違いないとも予想。
【ポジ】手続き系の雑務を完了することができた(予定)
これは予定なので未来日記的な話になるが、役所関係や携帯の乗り換えなど、【やりたいけど時間がなく(腰が重く)できなかったこと】系のタスクを処理することができた。
いや、できる予定。
【ポジ】ブログを本格稼働した
アカウント自体は昨年開設していたものの、継続執筆できていなかったブログを稼働させることができた。
古いタイプの人は『暇つぶしにブログなんか書いて何になるの?』と言うが、今後恐らく何をするにしても名刺代わりのブログはあった方がいい。
※もちろん職種やありたい生き方により変わってくる。私は個の力が強くなっていく社会がいいことだと思っているので、上記の考え。
ブログのメリットは別で一本記事にしたいが、ざっくりこのあたり。
・考えを整理できる
・整理して発信する下地として、生活の視点が変わる
・PVやUUなどの見える数字があるのでモチベーションが続く
・IT企業勤務であっても、他人のサービスをやるのと、ブログであっても自分で運営するのとでは異なる。(血肉になる)
・思った以上に全然自分は自由なのだと気がつく
・後述のクラウドソーシングなどを試すにしても、ブログが一本あると自己紹介がスムーズ
デメリットはこのあたり
・つい時間を使ってしまう
【ポジ】クラウドソーシングをやってみた
クラウドソーシングの概念を知る人は多いと思うが、どんなサービスでもそうだが実際にやってみるのはほんとに大事。
自分が感じたこととしてはこのあたり。
いずれも、全てライティング系業務に関してのもの。
・仕事を発注する側が優位なケースが多い
・時給換算だと奴隷以下の考えられない価格がまかり通っている
・報酬に対する発注側の要求が高い
・リライト案件などが未だに多数存在する
・低賃金期間は修行とし、将来的にWEBライターとして自立するぞ!という目標を持ち続けるのは、現状のクラウドソーシングの仕組みだけでは難しそう
・だが、クラウドソーシングの成功事例が増えないと業界全体のポジティブな発展は難しいと思われる(就業弱者をこき使うサービスとしての発展はあると思うが)
【ポジ】平日昼間の世間の様子を知ることができた
夏休みも関係するとは思うが、例えば都内の商業施設は平日昼間でもにぎわっていることや、意外と子育て核家族が平日に夫婦そろって出かけているシーンを見かけるなど。
そして、平日の都バスの高齢者率は高い。
都バスは体調が悪い人や高齢者には非常に便利だが、運行ルートと停留所名が複雑なのでUIUXの改善余地が多いにあると思っている。
【ポジ】自分と徹底的に向き合うことができた
仕事を一時的に離脱しなくてはならなくなったことに落ち込んでいた時、こんな趣旨の記事を読み、勇気づけられた。※記事ソースを探したが見つけられず
ー女性にとっての産休育休は、語学留学のようなもの。それ自体が仕事に直接的にメリットをもたらすというよりも、そこで得た経験が今後のキャリアに深みを増すものである。
先日読んだ記事で、はあちゅうさんも【意図的に暇を作る】ということについて語っていたが、今ならよく理解できる。
妊娠したが最後、とか、0歳児で保育園に入れなかったら最後、なんて考えていたが自分個人に価値を持たせることができれば、会社にしがみついた働き方をせず、柔軟な人生設計ができる。
そういったことをじっくり考え、ブログなど新しいことにチャレンジし、方法を模索し始めることができたのが、この夏の最も有益な成果と言えそうだ。
この夏の経験を無駄にしないよう、夏前半の終了とともに、気合を入れなおして毎日を送ろうと思う。